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自己紹介

私は1951年3月29日生まれで、現在は早稲田大学名誉教授です。専門は発達行動学という、動物行動学と発達心理学の複合領域を専門としています。学位は博士(人間科学)。出身は大阪大学文学部で、同大学院博士課程を中退したのち、大阪大学人間科学部助手となりました(1977〜1986年度)。その後武庫川女子大学文学部・家政学部・生活環境学部に1996年度まで奉職し、それ以降2021年度まで早稲田大学人間科学部・人間科学学術院で教鞭をとっていました。私は霊長類研究から人間の文化比較まで、長年にわたって一貫して親子関係と子どもの自立を研究してきています。とくに母子間の反発的関係や離乳の過程・食発達などを「子別れ」「身体」をキーワードに考察するとともに、モノ・ヒト・シクミのシステムが支える分離と保護の両立として最近は保育・アロマザリングや事故にも関心があります。そしてそれらをそれぞれ「遠心性」「求心性」と呼んで、それぞれその二つをダイナミックに共調整しあう親子像を主張しています。

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